平成18年活動記録
伊勢山皇大神宮禮大祭 古武道奉納演武
第7回伊勢山常太刀会
参加団体:7団体
日 程 : 平成18年5月14日(日)12:00-16:00
場 所 : 伊勢山皇大神宮
中村泰三郎師範の生前の頃から恒例になっていた、伊勢山皇大神宮の常太刀会奉納演武に今年も抜刀道鶴誠会として参加させていただきました。
当日は朝10時ごろまで雨模様でしたが、お昼頃からは好天に恵まれ、朱塗りの欄干舞台で各派が奉納演武を行いました。
舞台は、境内の目立つところにあり、大勢の参拝客が見学されていました。
我々鶴誠会は、戸山流の型、中村流組太刀、試斬、中村流八方斬りを披露しましたが特に外国人のかたが熱心に見入っていたのが印象に残ります。
今回は5名での参加でしたが、夢想神伝流居合、神道夢想流杖道等の方たちと交流が出来、参加者には収穫になりました。
中村流抜刀道 組太刀の演武 仕太刀:高野弘光(左) 検 分:黒沢兵吾(中) 打太刀:佐藤征二(右)
戸山流・型
試し斬り
第41回長篠合戦のぼりまつり 奉納演武
日 程 : 平成18年5月5日(金)9:30-
場 所 : 長篠城址本丸跡
国際抜刀道連盟にとっても恒例行事になってきた感のある長篠合戦のぼり祭が今年も開催され、演武を行ってきました。
場所は、蓬莱町等近隣の町村を合併し誕生した新城市・長篠城址公園です。
例年にも増して大勢の見物者が押し掛けた中で行われました。
此ののぼり祭は設楽が原での信長、徳川連合軍の鉄砲隊に対し武田軍騎馬隊が激突した有名な長篠合戦を祀った祭で毎年、遠く東北米沢から参加している上杉鉄砲隊迫力ある大太鼓連打等、数々の団体の実演が話題になっております。
その中で、我々の演武は祭の幕開けとして毎年好評を戴いており今年は特に新城、半田両支部との合同で総勢14名による熱演となり、大勢の見学者から大好評の拍手を戴くことが出来ました。
上杉鉄砲隊の派手な鎧姿での実演に対し、我々は紋付袴正装による真剣試斬り及び戸山流型、中村流八方斬りの演武披露で、見学者は固唾を飲んで見ておられたように感じます。
此の様に各支部との交流を兼ねた奉納演武は、技の研鑽とコミュニケーションアップにも繋がり今後も続けて行きたいと思っております。
戸山流型、鶴誠会・新城・半田支部総勢で演武
真剣試斬り、中央は半田支部の方でしょうか?
中村流組太刀 打太刀:佐藤誠剣士、仕太刀:高野弘光剣士
靖国神社春季例大祭奉納演武
日 程 : 平成18年4月22日(土)12:00-16:00
場 所 : 靖国神社境内 能楽堂
靖国春季例大祭奉納演武は、4月21日〜23日の3日間神社境内の能楽堂で行なわれます。
我々は22日(土)に日本古武道振興会の一員として参加し、残留戦闘で有名な小野田元少尉 他、多数の見学者の前で演武を致しました。
演武は時間の都合上、戸山流、中村流の型だけで試斬りは出来ませんでしたが、いつもとは足元の様子が違う能舞台での演武で良い稽古になりました。